地理
福島県いわき市について、ご紹介させて頂きます。
福島県は、東北 6 県の南端に位置し、県東を太平洋に面し、県西は日本の豪雪地区として名高い会津地方に向けて横に伸びています。
周辺は、県北は、宮城県、山形県、県西は、新潟県、群馬県、県南を茨城県、栃木県と県境を有し、東の太平洋を除けば、6県と接しています。
その福島県の南東部、茨城県と県境を有するのがいわき市です。浜通り地方の南端部に位置します。
福島県は、東北 6 県の南端に位置し、県東を太平洋に面し、県西は日本の豪雪地区として名高い会津地方に向けて横に伸びています。
周辺は、県北は、宮城県、山形県、県西は、新潟県、群馬県、県南を茨城県、栃木県と県境を有し、東の太平洋を除けば、6県と接しています。
その福島県の南東部、茨城県と県境を有するのがいわき市です。浜通り地方の南端部に位置します。
【参照 URL(外部サイトへリンクします)】
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http://www.fm-iwaki.co.jp/cgi-bin/WebObjects/1201dac04a1.woa/wa/read/12f2ea02b01_0/
FMいわき記事:東日本大震災 > いわき市の紹介(東日本大震災に遭遇して)
交通、人口、経済
いわき市への交通は、東北の大動脈である、東北本線、東北新幹線、東北自動車道で北上し、県の商業中心地である郡山市を経由して、磐越東線、49 号線、磐越自動車道を経て西から入るルートと、太平洋沿岸を北上する、常磐線、常磐自動車道、6 号線にて南から入るルートが代表的です。
首都圏からは、常磐線特急で、2 時間弱、常磐高速道なら、三郷バリアから、2 時間程度とアクセスは非常に良く、日帰り、一泊でのビジネス、観光には優れた立地を誇ります。
人口は 34 万人弱、文化、商業の中心は平、産業、港湾、観光の小名浜、海沿いの観光、漁業では、勿来、常磐、四ツ倉、温泉、観光では内郷、湯本などの主要地区がおもに市の東、沿岸部に集中しています。
以前は、いわき市というひらがな名、日本一の面積、広域市町村合併によって生まれた市として、全国的に知られました。現在では、沿岸部の開発、首都圏からの良好なアクセスをメリットに、住環境の良さをアピールする関東圏のリゾートとしてイメージ作りが行われてきました。
全国的にも名高い、スパリゾート・ハワイアンズは、国内有数の歴史を持つ湯本温泉と常磐炭鉱跡地の産業転換として大成功したリゾート施設であり、近年は小名浜港周辺の観光開発、いわき市観光物産センター「いわき・ら・ら・ミュウ」、アクアマリンふくしま(環境水族館)、など大規模観光施設の開発も進み出し、恒常的な発展が期待されています。
首都圏からは、常磐線特急で、2 時間弱、常磐高速道なら、三郷バリアから、2 時間程度とアクセスは非常に良く、日帰り、一泊でのビジネス、観光には優れた立地を誇ります。
人口は 34 万人弱、文化、商業の中心は平、産業、港湾、観光の小名浜、海沿いの観光、漁業では、勿来、常磐、四ツ倉、温泉、観光では内郷、湯本などの主要地区がおもに市の東、沿岸部に集中しています。
以前は、いわき市というひらがな名、日本一の面積、広域市町村合併によって生まれた市として、全国的に知られました。現在では、沿岸部の開発、首都圏からの良好なアクセスをメリットに、住環境の良さをアピールする関東圏のリゾートとしてイメージ作りが行われてきました。
全国的にも名高い、スパリゾート・ハワイアンズは、国内有数の歴史を持つ湯本温泉と常磐炭鉱跡地の産業転換として大成功したリゾート施設であり、近年は小名浜港周辺の観光開発、いわき市観光物産センター「いわき・ら・ら・ミュウ」、アクアマリンふくしま(環境水族館)、など大規模観光施設の開発も進み出し、恒常的な発展が期待されています。
産業
主要産業として、呉羽化学、クリナップ、三共(医薬品)、三菱ウエルファーマ、アルパイン、日産自動車工場など小名浜港、あるいは高速道の整備能力を生かした展開をしています。
漁業は、肥沃な太平洋の海の恵みを受け高級魚を中心に沿岸部での地物、遠洋、近海と幅広いのですが、後継者の問題もあり、持続的発展にはなお課題が山積しています。農業も同様に恵まれた自然、地形的な特徴を生かし多種多様な農作物が生産されていますが、経営規模、高齢化など全国的な課題とほぼ同じ悩みを持っています。第一次産業から二次、三次と地形的な特徴から展開される様は、もしかしたら日本の産業の縮図とも重なるかもしれません。
漁業は、肥沃な太平洋の海の恵みを受け高級魚を中心に沿岸部での地物、遠洋、近海と幅広いのですが、後継者の問題もあり、持続的発展にはなお課題が山積しています。農業も同様に恵まれた自然、地形的な特徴を生かし多種多様な農作物が生産されていますが、経営規模、高齢化など全国的な課題とほぼ同じ悩みを持っています。第一次産業から二次、三次と地形的な特徴から展開される様は、もしかしたら日本の産業の縮図とも重なるかもしれません。
風土
このようないわき市ですが、なんといってもこの土地の素晴らしさは、全国でも指折りの温暖な気候、海、山、自然の深さが特徴で、住みやすさにおいては群を抜いているわけで、いくつかの指標で評価されると、全国でもトップ 5 に入る環境が自慢です。
災害概要
ところが、2011 年 3 月 11 日に起こった、東日本大震災によって、いわき市は最大の危機に見舞われています。
津波による災害は、北部の久ノ浜、四ツ倉、薄磯、豊間、江名、中之作、永崎、小名浜、勿来を襲い、家屋の流出、港湾設備の破壊を容赦なく行い、そして多数の市民の尊い命を奪っていきました。津波の被害は、震源地に近い、相馬、仙台、岩手の沿岸部にさらに激しい被害を与え、多くの悲しみを残しましたが、いわき市にはさらなる試練が起こってしまいました。
市の北部から約 30 キロ周辺の海辺に立地する福島第 1、第 2 原子力発電所の事故は、現在進行形の地球上すべての人類の脅威として、絶対的な破壊者として、今も静かに存在しているのです。
津波による災害は、北部の久ノ浜、四ツ倉、薄磯、豊間、江名、中之作、永崎、小名浜、勿来を襲い、家屋の流出、港湾設備の破壊を容赦なく行い、そして多数の市民の尊い命を奪っていきました。津波の被害は、震源地に近い、相馬、仙台、岩手の沿岸部にさらに激しい被害を与え、多くの悲しみを残しましたが、いわき市にはさらなる試練が起こってしまいました。
市の北部から約 30 キロ周辺の海辺に立地する福島第 1、第 2 原子力発電所の事故は、現在進行形の地球上すべての人類の脅威として、絶対的な破壊者として、今も静かに存在しているのです。
地元意識
放射能という目に見えない殺戮者は、いわき市のみならず全国民、全世界に、ある問いかけをしています。
その問いかけは、私たちの生命と自然を容赦なく奪うかわりに何を得るのかという、到底成立しない条件を持って。
しかし、我々はこの土地で生き、再度復興せねばなりません。それが叶わずに一度はこの土地を離れるようなことになったとしても、必ずやこの土地を元の素晴らしいいわき市にするのが、この土地に住んでいる人たちの使命です。
その問いかけは、私たちの生命と自然を容赦なく奪うかわりに何を得るのかという、到底成立しない条件を持って。
しかし、我々はこの土地で生き、再度復興せねばなりません。それが叶わずに一度はこの土地を離れるようなことになったとしても、必ずやこの土地を元の素晴らしいいわき市にするのが、この土地に住んでいる人たちの使命です。
復興にむけて
どうか、全国の皆様、いわき市に住み今も復興を続けるいわき市民の方々に勇気をください。原発事故はかならずや国、東電、世界中の科学者、専門家がいずれ解決してくれると信じております。ただ、いわき市には今も 34 万人の人々が暮らし、家々を失った沿岸部の市民、そして原発周辺の町村からの避難者を受入、毎日必死で生活しております。そこには放射能という見えない殺戮者は感じられません。
これからの復興は、農業、漁業の復興は言うまでもなく、既存産業に加えて新たな産業が必要なことは当面の大きな課題です。そのことが待ったなしに起こっているいわき市は、もしかしたら、国政レベルで議論されているこれからの日本と多分に重なる要素があるような気もします。
新たな再生を目指し、いわき市は周辺の町村とともに、復興を目指します。どうぞ、皆様いわき市の今を見つめてください。
これからの復興は、農業、漁業の復興は言うまでもなく、既存産業に加えて新たな産業が必要なことは当面の大きな課題です。そのことが待ったなしに起こっているいわき市は、もしかしたら、国政レベルで議論されているこれからの日本と多分に重なる要素があるような気もします。
新たな再生を目指し、いわき市は周辺の町村とともに、復興を目指します。どうぞ、皆様いわき市の今を見つめてください。